「年齢不問」はハローワークでは当てにならない?

ハローワークは当てにならない

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ハローワークのカラクリ

ハローワークを利用して求人を探した際によく見る「年齢不問」や「性別不問」の文字、他にも「学歴不問」「未経験者歓迎」といった内容の求人を多く見かけます。では、実際にはどうなのでしょうか?本当に年齢の壁はないのか、未経験でも採用されるのか、これらの気になる点について詳しく説明していきます。

本当に「年齢不問」?

今とは違い、少し前までハローワークの求人に年齢や性別の制限はかけられていました。しかし、男女雇用機会均等法、雇用対策法の改正などによって特殊な仕事以外は募集の際に制限の禁止がされるようになったのです。そのため、今ではハローワークで見かける求人のほとんどに性別や年齢の制限がないのです。
しかし、制限をかけていないとはいえ、実際に企業が求めている人材像というのは存在します。若いうちから育成をしたいと企業が考えているのであれば、当然50代以上の人材は採用されないでしょう。応募する側にとっても企業側の実際の要望がみえなければ、無駄に応募をして不採用が続いてしまうというリスクがあります。このようなことを避けるために、募集要項ではない「追加事項」「補足事項」の欄に実際の要望が書かれている場合があります。例えば、「来客対応が多いため女性が活躍しやすい職場です」「20代30代の若い世代が活躍中」などと言った内容が記載されていた場合、実際には女性のみ、若い世代のみを応募しているということなので、当てはまらない場合は事前に無駄な応募を避けることができます。
以前のように最初から制限をかけたうえで募集がかけられていれば判断しやすいのですが、法律上それが難しいという理由もあり、建前で「年齢不問」とうたっている企業があるのも事実です。

その他の募集要項

「学歴不問」「未経験者歓迎」といった募集要項もよく見ます。しかし、上記の年齢や性別に比べればそこまで重要ではありません。学歴に関しては同じような能力を持った応募者がいた場合、最終判断材料として学歴で判断する、といったことはあるかもしれません。逆に、応募先の職場に有名大学を卒業した高学歴の人がいない、という場合は入職後の無駄ないざこざを避けるためにも高卒の応募者を優先して採用する、というケースもあり得ます。
経験については、未経験よりは経験者の方が即戦力になるため採用されやすい傾向にあるものの、応募する企業としてはできるだけ間口を広げて多くの人材と出会いたいという意図があるため、一概に経験者だけが有利とは言えません。企業側としては、企業の利益につながるように一生懸命貢献してくれる人材に出会いたいというのが一番ですので、「人となり」の部分がかなり重要であると言えます。

2017.12.27

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